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Technical Supportテクニカル サポート

技術サービス

効率的な生産技術の導入を支援、最新の情報・ノウハウも提供

イワタニ・ケンボローは、総合力を生かした長年の種豚事業を通じて、養豚に必要な技術・ノウハウを豊富に蓄積しています。これをもとに弊社技術スタッフによる防疫・衛生管理、飼育・生産管理を始めとする生産技術サービス、実践ノウハウを提供しています。
サービス内容としては、飼養管理や疾病対策、肉質、飼料に関するノウハウの提供のほか、現状よりさらに生産性の向上を図るために定期的な管理方法・推奨情報のアップデート等を行っています。

ファームマネジメント

養豚経営の安定と発展を図るマネジメントを幅広く支援

日本の養豚産業は、疾病の脅威、後継者不足、環境問題、さらには海外からの安価な豚肉の輸入など多くの課題を抱えています。イワタニ・ケンボローは、厳しさを増す事業環境を、生産者の方々と共に乗り越えていくパートナーでありたいと考え、幅広いマネジメントサービスの提供に力を入れています。
安定した豚肉の生産に最適な飼養環境を実現するために、飼養管理や設備面でのサポートを通して取り組んでまいります。
PIC社の総代理店として、世界の養豚をとりまく情報を活かしたきめ細やかなサービスを提供いたします。

ファームマネジメントのワークフロー

防疫体制

必要ないものは農場に入れない

当社農場では「必要ないものは農場に入れない」を基本方針とし、入場が必要な従業員や訪問者・備品・トラック以外は入場を許可しておりません。入場者に関してはシャワーイン・シャワーアウトや他農場の家畜接触制限、農場内のエリア管理等を実施しています。その他物品に関しては内容に応じて二酸化塩素(パナクリーン)燻蒸や紫外線・アルコール殺菌を実施、トラックに関しては専用衣類・長靴の使用や車両消毒・燻蒸、積み下ろし後の再入場時間の設定等を行い、疾病侵入リスクを可能な限り削減しています。

監視体制

当社農場では、日々の農場長や農場従業員による場内確認はもちろん、定期的な抗体検査や技術スタッフ(獣医師含む)の定期訪問などを通して、疾病が農場内に侵入していないかチェックする体制を整えています。

「万が一」が起きた際の対応方針

万が一、自社農場に疾病が侵入した際は、必要に応じて出荷停止および検査合格後の出荷再開を視野に入れており、出荷停止中も他の自社農場が同時侵入で共倒れにならないよう、生体・精液の移動ルールも厳格に設定しています。

海外疾病対策について

海外悪性伝染病が国内に侵入することを防ぐため、農林水産省の飼養衛生管理基準に準拠し、自社農場訪問時の前回訪問した施設(海外含む)の記帳を実施している他、海外畜産施設訪問した際は帰国後一週間の入場を禁止しています。

輸入設備・機材の防疫対策について

当社で輸入・販売を行っている設備・機材についても必要に応じて流行している疾病に有効な消毒薬を使用した消毒を実施し、設備・機材を介した疾病侵入リスク削減に努めています(詳しくはNEWS & TOPICSの「アフリカ豚熱(ASF)発生に伴う輸入資材・器材の対応について」を参照)